北欧の地下空間

北欧では地下空間の利用が盛んに行なわれています。その理由として、北欧のあちこちの国では「フェノ・スカンディア楯状地」とおいう花崗岩などをはじめとした安定した硬く良好な岩盤に恵まれており、安全かつ低コストで地下の採掘が可能なためです。

また、北欧はとても寒い地方の国です。極寒から自分の身をまもるという大きな役割も持っています。

北欧の地下空間で有名なのは、フィンランドの「テンペリアウキオ教会」です。別名「岩の中の教会」とも言われており、その名の通り、岩盤をくり抜いて作られています。

世界最大の地下美術館

スウェーデンのストックホルムの地下鉄は世界最大の地下美術館と言われています。この理由は、岩盤に直に描かれた多くのアートをはじめ、彫刻などコンペで選ばれた多くの作品が飾られているからです。

地下の陰気なイメージからを楽しい色で満ちた空間に…。そう感じた多くのアーティストによって実現された空間なのです。