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地下の災害

近年、何十年に一度といったゲリラ豪雨などの異常気象が多発しているように見受けられます。このように、一度に大量の雨が降ると下水道の排水能力を上回り地上に水が溢れてしまいます。そうなると、地上と地下を結ぶ階段などから地下に向けて水が流れ込んでくる危険性があります。地下鉄や地下街といった施設が浸水被害を受けると元の状態に戻す為に時間がかかるため、その間都市機能が麻痺するなどの影響が考えられます。

また、30cm程の水がたまるだけで避難が難しくなるという実験結果もあり、地下空間の管理者はきちんとした避難計画を作ることが義務となっています。

地下の安全

地下が水害に見舞われた場合、電気系統の故障などにより、照明が消えたり、エレベーターなどの設備が使えなくなるなど様々な障害の発生が考えられます。そのため非常灯が用意され、エレベータなどを使わなくても避難できるルートの確保などが行われています。