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国道16号線地下の秘密

埼玉県の国道16号線の地下には秘密があります。「首都圏外郭放水路」なるトンネルが、長さ6.3kmにわたって地下50メートルの高さに作られています。これは何のために作られたかというと、そもそもこの地域がまるでお皿のような地形になっており、周りの川の氾濫によって浸水被害が起こりやすい形をしているからです。そして首都圏外郭放水路の近くを流れてる倉松川、中川などの河川が増水すると、放水路から「越流堤」を通って江戸川に放水される仕組みになっています。

ギリシャ時代にタイムスリップ?

「首都圏外郭放水路」はまず調圧水槽に雨水を溜めて、排水ポンプを使って江戸川に流し込む仕組みになっています。この調圧水槽は、約500トンの柱を59本使用しており、大きさも長さが177m、高さが18m、幅が78mと広く、水が何も無い時にたつと、自分がパルテノン神殿に来たかのような錯覚を覚える形をしています

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