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シールド工法 その1

シールド工法を行う場合、まず、巨大なシールドマシンを入れるための縦穴を掘らなければなりません。単純に縦穴と言っても、壁が崩れる可能性や地下水対策などを考えれば、かなり大変な作業になります。

無事縦穴が掘れれば、シールドマシンを設置し発進となります。10mほどの距離を1日で掘り進めることが出来、1kmから4km程のトンネルを作成することになります。ゴール地点にはスタート地点と同様の縦穴が掘られており、シールドマシンその物を解体して外に出すことになります。

シールド工法の始まり

シールド工法が発明されたのは1800年代で、発明者はマーク・イザムバード・ブルネルという技術者です。イギリスのテムズ川を横断するトンネルを作成する際の事でした。当時の木製で人力のシールドマシンで掘られたトンネルは現在でも地下鉄用として利用されています。

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